ベトナム代表のグエン・コン・フォン【写真:Getty Images】
UAEで行われているAFCアジアカップでベトナム代表のFWグエン・コン・フォンは24日に行われる準々決勝日本代表戦に向けて前日会見に望んだ。
会見冒頭でコン・フォンは「明日は非常に厳しい試合になる。強い相手と戦う。僕もチームも全力を尽くし、いい成果を得たい。日本を倒せると願っている」と意気込みを語った
“ベトナムのメッシ”との呼び声も高いコン・フォンは2016年に水戸ホーリーホックで7試合に出場した経験を持っている。「日本で1年間プレーしていて、日本サッカーに関しての知識がある。彼らはプレッシングがうまい。チームにとっては明日は難しい試合になるだろうし、過去にベトナムは日本に勝ったことがないが、チームメイトとともにベストを尽くす」と話した。
一方で「ご存知の通りベトナムの選手は小柄で、強い体を持っているわけではなく、フィジカル面で劣る。だがアジリティでは僕たちにアドバンテージがあり、そのアドバンテージを使って明日の試合を戦いたい」と日本戦での勝機を見出している。
今大会で2得点を挙げているコン・フォンは「チームと僕自身、全員がこの大会での旅を続けたいと思っている。そして僕自身は日本に戻るチャンスが欲しい」と日本戦でアピールしチームを勝利に導くのと同時に再びJリーグでのプレーを目指す。
(取材:舩木渉、文・構成:編集部)
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