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柴崎岳、アジアカップ4強へは結果も内容も求める。「技術でもパスワークでも上回る」

text by 編集部

柴崎岳
柴崎岳【写真:舩木渉】

 UAEで行われているAFCアジアカップで2大会ぶりの優勝を目指す日本代表MF柴崎岳は24日に行われる準々決勝ベトナム代表戦に向けて前日会見に望んだ。

 ここまで苦戦を強いられてきている日本代表だが、柴崎は「勝利という結果が非常に重要かなとは思っていますし、僕らは内容も常に追求しながら、一試合一試合改善はして、それぞれの試合で勝つために戦術をいとわないので、それが今まで結果として出てきているのは間違いないと思いますし、チームとしてまだまだ未完成の部分があるのは我々重々承知しているので、この大会が進むにつれて成長しながら、最後にトロフィーを勝ち取れれば日本に取って非常に良いことかなと思います」と話した。

 ベトナムの印象について聞かれた柴崎は「非常に力のあるチームと理解していますし、ここまで勝ち上がってくるチームなので、それなりの力があると思います。チームとしては、彼らのように若くて勢いのあるチームに対して、同等、もしくはそれ以上のハードワークする気持ちを持たなければいけないと思っていますし、常に日本の良さである技術的な部分もパスワークでも上回ることが重要だと思います」と内容でもベトナム代表を上回る気持ちを示した。

 また、MF長谷部誠がロシアワールドカップ後に代表を引退し、新たなリーダーが必要な中で、個人としてどういう思いでプレーしているか聞かれた柴崎は「まだまだ僕はベテランにも若手にも属さない選手かなと。その世代間を繋げる役割としても僕の立ち位置はそういったところにあると思っています。監督に信頼されるような、もしくは味方から信頼されるようなプレーヤーにこれからなっていきたいと思っているので、そういったイメージで今の日本代表を見ていますし、自分の立ち位置はそんなところにあるのかなと思っています」と若手とベテランのパイプ役としてもチームを引っ張る。

(取材:舩木渉、文・構成:編集部)

【了】

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