フランクフルトの長谷部誠【写真:Getty Images】
フランクフルトに所属する長谷部誠は選手として最も充実した日々を送っているようだ。
クラブの公式ホームページでインタビューに応じた長谷部は冒頭「現在、キャリアの中でベストな状態です」と語っている。
その理由を「ポジション」と語る長谷部は「中盤ではもっと走るし1対1の場面も多くなる。でもリベロはより目を使ってプレーする事が出来る。(アディ・)ヒュッター監督とニコ・コバチ(現バイエルン・ミュンヘン監督)が私にとって最適なポジションを作ってくれた」と話している。
長谷部は独誌『キッカー』が選ぶ前半戦のセンターバック・ランキングで1位に選ばれるなど今季は好調を維持している。「後半戦に入り相手はもっと研究してくるだろう」と話す35歳は「我々には新しい解決策を見つける事が要求されている。相手がプレッシャーをかけてくればロングボールを使わなければならい」と柔軟に戦っていく事の大切さを訴えた。
26日にはブンデスリーガ第19節アウェイでのブレーメン戦が控えている。「我々にとって難しいミッションだ。しかし敵地で勝ち点3を取る事が出来ると思っている」と意気込みを語った。
19日に行われた第18節のフライブルク戦では約1ヶ月ぶりの公式戦でスタメン出場し勝利に貢献した。現在5位と来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権も狙えるチームにとって長谷部の役割は今後ますます重要になってくるだろう。
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