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塩谷司、すでに経験しているVARを恐れない。「ずる賢くやるのも大事」

text by 編集部

塩谷司
塩谷司【写真:Getty Images】

 UAEで開催中のアジアカップで2大会ぶりの優勝を目指す日本代表は22日、24日に対戦する準々決勝のベトナム戦に向けて練習を行なった。

 第3戦目のウズベキスタン戦ではスタメンフル出場、決勝トーナメント一回戦では後半終了間際に出場したDF塩谷司はベトナム戦に向けて「自分にできることをシンプルにやって、周りにうまい選手が沢山いるので任せるところは任せて球際のところだったり、相手を潰すところだったりで自分のよさを出していけたらっていうイメージですね」と自分の持ち味である球際の強さを発揮すると意欲を見せた。

 UAEのアルアインでプレーする塩谷は今大会のジャッジについて「やっぱり吹きやすい、ファール取りやすい審判って、サウジアラビア戦の審判はすごいファール取ってて、僕も途中から入ってサイドでファール取られたんで。あれはファールじゃないと思いますけど、でもああいうところは気をつけなきゃいけないと、審判によって、ああいうところでファール取られるっていうのはいけないことだと思います。そういうところはもうちょい気をつけなきゃいけないと思います」と話した。

 また、今大会では準々決勝からビデオアシスタントレフェリー(VAR)が導入されるが、塩谷は「普段こっちでやる時は結構VARがある試合が多くて、助けられる時もあるし、逆にちょっと苦しくなる時もあるし、そこは気をつけなきゃいけないところだなと。特にエリア内、ディフェンスの選手はセットプレーだったり、逆にそういうところを上手く利用するのも、したたかに、ずる賢くやるのも大事なんじゃないかなと思います」とすでに経験済みのVARについては恐れていない。

(取材:元川悦子、文・構成:編集部)

【了】

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