乾貴士【写真:Getty Images】
UAEで開催中のアジアカップで2大会ぶりの優勝を目指す日本代表は22日、24日に対戦する準々決勝のベトナム戦に向けて練習を行なった。
第3戦目のウズベキスタン戦にスタメン出場したMF乾貴士は出場の可能性がある次のベトナム戦について「この間の試合は1ヶ月ぶりくらいだったので、逆にもう今、1週間も経ってないくらいなので、全然、あの試合で良くなかったですけど80分使ってもらえたのは監督に感謝したいですし、試合勘とか体力的なところでも、そういうところであれでだいぶ取り戻せた部分は自分の中であるので、また使ってもらえればそこで結果で返したいなと思います」と結果にこだわる。
サウジアラビア戦をベンチで観ていた乾は「我慢強くみんな出てる選手は戦ったと思いますし、こういう試合は批判されがちですけど、勝ったことによって、もちろんゲーム内容っていうのは良いとは言い切れないですけど、こういう決勝トーナメント一発勝負の中でこういう勝ち方ができるっていうのは日本が成長した部分だと思いますし、こういうので負けるっていうのは今まで何度も見てきたので、こういうところで勝てるっていうのはホントにすごいなって自分自身も出てる選手に思いましたし、良い刺激を受けてるので、まあチームとしてこの勝ちは大きいんじゃないかと思います」と話した。
攻撃陣として期待がかかるゴールについては「得点っていうのは一番大事なところですけど、まあ一番はホントにチームが勝つことなんで、ただその中で自分としても納得いくプレーをもっと、チームに迷惑をかけないプレーをやっていけるように、やっていければいいと思います」とまずは勝つことだけに集中する。
(取材:元川悦子、文・構成:編集部)
【了】