「今日は少しディフェンスVSアタックのような試合になった」
――試合が終了しました。日本は1-0で勝利し、ベスト8進出です! 試合を振り返ってみていかがでしょう
「今日は少しディフェンスVSアタックのような試合になりましたね。その原因は多分日本の早い時間に奪ったゴールだと思いますが、これからもう少し主導権握っていかないとと思います」
――後半、日本はかなり押し込まれましたが、よく耐えました。今日の勝因は守備にあると見て間違いなさそうですか
「そうですね。サウジのボールポゼッションは多かったが、本当に危ない場面は少なかった。それは日本のディフェンスのおかげだと思います。その点でチームがどんどん成長しているみたいですね」
――その中で冨安の活躍はかなり印象的でした。彼はまだ若く、これから様々なクラブでプレーすることもあるかと思いますが、ショーンさんはどのリーグで見てみたいですか?
「彼は全てがあるので、どこでも結果残せるかなと思います。体も強いのでドイツとかイングランドはいけそうですし、足元も良いので、イタリアやスペインも無理じゃないと思います。これから本当に期待したいです」
――次の相手はベトナムになります。優勝まではあと3試合ということになりましたが、今後の日本に期待するところを教えてください
「ベトナムも本当に技術的なパスサッカーをするので、一番大事なことは日本が立ち上がりからゲームの流れをコントロールしなければならないと思います
――ありがとうございました! 次のベトナム戦もよろしくお願いいたします
▽語り手:ショーン・キャロル
1985年イングランド生まれ。2009年に来日。「デイリーヨミウリ」「Jリーグ公式ウェブサイト」などにも寄稿。高校サッカー、Jリーグ、日本代表など幅広く取材している。過去にはスカパーのJリーグ番組出演も。
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