「僕は昨日柴崎選手と話して…」
――いよいよ決勝トーナメントです。最初の相手はサウジアラビアですが、勝利のポイントになる部分はどういったところでしょうか
「ディフェンスのコンパクトさだと思います。サウジアラビアの攻撃は速いですし、技術が高いので、突破されないようにプレーしなければなりません。その一方日本もポジティブで積極的に攻めて欲しいです」
――その中で注目する選手は誰になりますか
「吉田(麻也)選手と柴崎(岳)選手かな。吉田選手はディフェンスリーダー、そしてキャプテン、そして守備陣をオーガナイズしないといけない。柴崎選手は守備から攻撃への切り替えのテンポをコントロールして欲しいです」
――サウジアラビアはロシアワールドカップにも出場したアジアの強豪ですが、ショーンさんは同国に対してどういったイメージを抱いていますか
「攻撃は非常に危険があるチームだと思いますが、守備は少し弱い点です。カタール戦で特にセットプレーの守備は良くなかったので、それを狙うべきところかな…」
――スタジアムの雰囲気や気温などはいかがでしょう
「人数はやや少ないですが、両チームのサポーターは暑さの中頑張ってます(笑)。ただ、この暑さは大変です。日本は最後までプレッシングを続けれるかどうか。そこはカギになると思います」
――サウジアラビアは試合開始から丁寧にボールを繋いできます。日本はカウンターが一つのねらい目になりそうでしょうか
「そうですね。僕は昨日柴崎選手と話して、彼はサウジアラビアの技術が高いパスに対しては一番気をつけなければならないと言いました。だからこそ、日本はまず失点しないようにプレーしないと…」