ファビオ・クアリアレッラ、クリスティアーノ・ロナウド、ドゥバン・サパタ【写真:Getty Images】
イタリア・セリエAの得点王争いが非常に白熱している。現地時間20日に行われた試合では2人の選手が今季のゴール数を14点に伸ばし、得点ランク首位に立っていたユベントスのFWクリスティアーノ・ロナウドに並んだ。
今季セリエA序盤戦ではジェノアのポーランド代表FWクシシュトフ・ピオンテクが開幕からの7試合連続ゴールを達成して得点ランク首位を快走。だがレアル・マドリーからユーベに加入したC・ロナウドがさすがの実力を見せつけ、ピオンテクを抜き去って単独首位に浮上していた。
しかし、C・ロナウドもそう簡単に得点王のタイトルは獲得できないかもしれない。20日の試合ではアタランタのFWドゥバン・サパタとサンプドリアのFWファビオ・クアリアレッラもC・ロナウドに並ぶ14ゴール目を挙げた。
アウェイでフロジノーネと対戦したアタランタは5-0で大勝。サパタはそのうち4ゴールを一人で叩き出し、今季すでに2回目となるハットトリックを達成した。最近7試合だけで13ゴールを荒稼ぎしており、7試合連続ゴールはクラブ新記録。また、アタランタの選手が1試合4ゴールを記録したのは66年ぶりだという。
一方、35歳のベテランFWクアリアレッラはフィオレンティーナ戦で1ゴールを記録。8節連続のゴールであり、出場した試合に限れば10試合連続のゴールとなった。次節もゴールを挙げれば、1994年にガブリエル・バティストゥータ氏が達成した11試合連続ゴールのリーグ記録に並ぶことになる。
ユベントスは今節の試合をまだ戦っておらず、現地時間21日にホームでキエーボと対戦する。C・ロナウドは2人を引き離して再び単独首位に立つことができるだろうか。
【了】