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退場を命じた主審は小学校時代の先生!? リバプールMFに前代未聞の珍事

text by 編集部 photo by Getty Images

ジェームズ・ミルナー
ジェームズ・ミルナー【写真:Getty Images】

 リバプールのMFジェームズ・ミルナーが、サッカー史に残る経験をしていたようだ。英『リバプール・エコー』などが、元イングランド代表MFに起きた珍事を伝えている。

 ミルナーは現地時間19日に行われたプレミアリーグのクリスタル・パレス戦で試合終盤に2度目の警告で退場処分を受けた。ミルナーの退場そのものが珍しいことではあるが、レッドカードを提示した人物との関係が明らかになり周囲を驚かせている。

 このゲームをさばいたジョナサン・モス主審は、2011年からプレミアリーグの試合を担当しているレフェリー。ただ、2人はずっと前からの師弟関係だったという。

 モス氏は元小学校の教師。この試合でミルナーが退場になると、ツイッター上で先生が生徒を退場にしたという話題が持ち上がった。にわかに信じがたいエピソードだが、一人のユーザーが写真を掲載。チームメートとともにユニフォーム姿のミルナー少年と、指導者らしきモス氏が一緒に写った集合写真が紹介され、一気に信ぴょう性が高まっている。

 実際、ミルナーはウェスト・ヨークシャーの出身で、モス氏も同じ地域で生活しているとされている。サッカー少年とサッカーに精通した先生が同じ場所にいたとしても、あり得ない話ではないだろう。

 2人は審判と選手という関係上、先生と生徒だった過去を明かさないようにしていたのかもしれない。

【了】

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