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長友佑都、刺激的な決勝Tで感じる期待感。「心と体がホクホクします」

text by 編集部

長友佑都
長友佑都【写真:Getty Images】

 AFCアジアカップ2019を戦っている日本代表は20日、決勝トーナメント一回戦サウジアラビア戦に向けて前日練習を行った。

 ここまで第1戦、第2戦と2試合に先発フル出場しているDF長友佑都は負けたら終わりの決勝トーナメントについて独自の表現で話した。長友は「心と体がホクホクしてます。何とも言えない感情ですね。やっぱり日の丸を背負って生きるか死ぬかの戦いですよね、このトーナメントっていうのは。アジアで勝たなきゃいけないっていうプライド、プレッシャーもありながらの、それを背負って戦えるっていうのはホントにしびれるというか、もうワクワクを超えた上のホクホクですよ」と話した。

 サウジアラビア戦について長友は「日本代表が今後ホントに成長していけるかどうかのターニングポイントになる試合だなと思ってて、今まで親善試合とかで、言ったら今回のアジアカップの予選、正直、引き分けても負けてもまだ可能性があるっていう中で戦える。でも負けたら終わりなんで、このプレッシャーを背負ってピッチの上でどういうプレーをするかどうかっていうのはその選手のサッカー選手としてだけじゃなくて、選手が持ってるパーソナリティの部分も含めて評価が見れるんじゃないかなっていう、レベルが見れるんじゃないかというのは思いますよね」と今後の日本代表にとって重要な試合になると位置付けた。

 長友個人としてのサウジアラビア戦は「相手のFWの最終予選でも取られた選手、あれスピードモンスターですよ、あれは。メチャクチャ速いんでね。あそこはホントにケアしなきゃいけないですね。もう常ににチームとして狙ってくるんで、あそこを」と相手のスピードを警戒しているようだ。

 最後にAFCアジアカップ2019のグループステージ最優秀選手候補10人に選ばれたことについて長友は「どの試合見たのか分からないですけど、僕の中の長友はまだまだやれると思ってるし、まだまだ貢献できるんでね。その評価っていうのは、まあまあMVP取れるように、取らなくていいかな別に、チームが優勝すればいいです」と話し、優勝だけを見つめている。

(取材:元川悦子、文・構成:編集部)

【了】

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