大迫勇也【写真:Getty Images】
日本代表は現地時間20日、UAE・シャールジャにおいてAFCアジアカップ2019決勝トーナメント・サウジアラビア戦に向けた前日練習を行った。
ピッチにあらわれた選手たちは全員が集まってミーティングを行い、その後ランニングをし、パス回しなどで汗を流した。
右ひざに違和感を抱えたMF青山敏弘は練習に姿を見せず。関係者よればホテルで別メニュー調整だという。負傷中のGK東口順昭は練習場にはいたが別メニュー。2人は明日のサウジアラビア戦の出場は難しいだろう。
同じく欠場が懸念されているFW大迫勇也は、公開された15分では通常通り練習メニューをこなしていた。森保一監督は「(大迫の)状態は上がってきている」と語っており、出場できる見通しが立ってきた。
サウジアラビア戦からは一発勝負のノックアウトステージ。負ければ大会からの敗退が決まってしまうため、一戦必勝で臨む必要がある。絶対的存在である大迫はスターティングメンバーは難しいにせよ、状況次第では途中投入もあるのではないか。
4年前のアジアカップで日本代表は圧倒的にボールを支配しながら同点に追いつくのがやっとでUAEに敗れ、ベスト16で姿を消した。その二の舞いにならぬよう総力戦で挑む必要がある。
サウジアラビア戦は日本時間21日20時キックオフ。
(取材・文:植田路生【UAE】)
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