ジェノアのクシシュトフ・ピオンテク【写真:Getty Images】
ミランは、ジェノアに所属するポーランド代表FWクシシュトフ・ピオンテクの獲得に向け、個人合意に続いてクラブ間でも合意に達したとみられている。伊メディア『スカイ・スポーツ』などが伝えた。
ミランとクシシュトフ本人の間では、契約条件について合意に達したと先日報じられていた。残るはジェノアとのクラブ間合意のみとなっていたが、交渉は成立に近づいているようだ。
ジェノア側は移籍金4000万ユーロ(約49億9000万円)での完全移籍を希望し、ミラン側は買い取りオプション付きレンタルでの獲得を希望していると伝えられていたが、18日に行われた会談で両クラブは合意に達した模様。移籍金を移籍金3500万ユーロ(約43億7000万円)に引き下げつつ完全移籍するという形で合意したとみられている。
ミランとピオンテクとの契約は、『スカイ・スポーツ』によれば年俸200万ユーロ(約2億5000万円)での5年契約になるという。現在のジェノアでの年俸の4倍を受け取ることになる。
移籍条件の一環として、ミランの選手がジェノアに譲渡されることになるかもしれない。MFアレン・ハリロビッチ、あるいは元ジェノアのMFアンドレア・ベルトラッチがその対象となることが見込まれている。
ミランとジェノアは現地時間21日に行われるセリエAの試合で対戦を予定しており、翌22日にピオンテクの移籍決定に向けた最終的な交渉が行われるという。ピオンテク自身は累積警告による出場停止処分を受けているため、移籍先となることが濃厚なミランとの試合に出場することはない。
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