オーストラリアのメルボルン・ビクトリーに所属する本田圭佑は、負傷からの復帰に向けて前進している。本田の現状について語ったケビン・マスカット監督のコメントをクラブ公式サイトが伝えた。

　Aリーグ開幕から8試合にフル出場して5ゴール3アシストを記録するなど活躍を見せていた本田だが、12月から負傷のため戦線離脱。今月初旬の検査で全治4週間という見通しがクラブから発表されたが、非常に珍しいタイプの負傷のため正確な復帰時期の予測は難しいとも伝えられていた。

　だが、18日には本田が自身のインスタグラムでボールを使ったトレーニングを行う様子の動画を投稿し、順調に回復していることを報告。監督も本田が前進していることを喜びつつ、復帰には慎重な姿勢も見せている。

「正確なことは言えないが、今はピッチ上に出て走っている。そういう状況になればいくつかのテストをして、その後全体練習に加わることができる。全体練習に加われば特定のアクションについて様子を観察することができる」と指揮官は復帰へのプロセスについて語った。

　ビクトリーは20日にウェリントン・フェニックスと対戦したあと、26日にはシドニーFCと対戦。だがマスカット監督は本田がシドニーFC戦に出場できる可能性は低いと話しており、実戦復帰は早くとも2月に入ってからとなりそうだ。

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