乾貴士【写真:Getty Images】
スペイン1部のベティスに所属する日本代表MF乾貴士に対して、同じスペイン1部のアラベスが強い関心を示している。スペイン『アス』が伝えた。
今季からベティスでプレーしている乾は、レギュラーポジションを得られずに苦しんでいる。そのため、今冬の移籍が噂されているところだ。
その乾に注目しているクラブの一つが、リーグで5位につけるアラベスだ。過去にエイバルでスポーツディレクターを務め、現在はアラベスでスポーツディレクターを担当しているセルヒオ・フェルナンデス氏がベティスと連絡を取り、交渉をまとめにかかっているそうだ。
古巣エイバルも乾に興味を持っている可能性はあるが、現在16位。より高いレベルを求める意味でも、アラベスの方が魅力的だと記事は伝えている。
また、『アス』はアラベスが乾を求める、ピッチ外の理由にも言及した。
日本代表の乾を獲得することで、アジアでのスポンサー探しが加速するとみている。また、アラベスが昨年11月に鹿児島ユナイテッドと業務提携したことも指摘。「その国の代表クラスの選手を加えることは、関係強化になり得る」としている。
地元メディアの『ノティシアス・デ・アラバ』は17日、クラブ間の交渉が「かなり進展している」としていた。アジアカップ終了後、乾はアラベスに加わるのだろうか。
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