ローマからサンプドリアにレンタル中のグレゴワール・デフレル【写真:Getty Images】
日本代表FW武藤嘉紀が所属するニューカッスルは、ローマからサンプドリアにレンタルされているフランス人FWグレゴワール・デフレルの獲得に近づいていると報じられている。イタリア『ANSA通信』が伝えた。
ラファエル・ベニテス監督率いるニューカッスルはプレミアリーグで現在降格圏の18位と苦戦中。22試合でわずか16ゴールという得点力不足が響いており、冬の移籍市場でテコ入れが必要ではないかと言われている。
伊メディアが英国からの噂として伝えたところによれば、ニューカッスルはデフレルの獲得に「非常に近い」状況だという。1500万ユーロ(約19億円)ほどのオファーを出した模様だとも伝えられている。
サッスオーロに所属していた2016/17シーズンにセリエAで12ゴールを挙げたデフレルは、2017年にエウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督とともにローマへ移籍。今季はサンプドリアへレンタルされ、リーグ戦14試合に出場して6ゴールを挙げていた。だがサンプがサウサンプトンからFWマノロ・ガッビアディーニを獲得したことで出場機会の減少が見込まれている。
現在アジアカップ2019に出場中の武藤は、今季から加入したニューカッスルでリーグ戦12試合に出場して1ゴールと、まだ期待に応えられるだけの結果は出せていない。新たなライバルが加わる可能性もあり、クラブに戻れば再び厳しいポジション争いが待っている。
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