カタール代表のアルモエズ・アリ【写真:Getty Images】
AFCアジアカップ2019グループステージE組最終節の試合が現地時間17日に行われ、カタール代表がサウジアラビア代表に2-0の勝利を収めた。カタールの2得点を記録したのは今大会絶好調のFWアルモエズ・アリだった。
アルモエズ・アリはグループ初戦のレバノン戦で1得点を記録したのに続いて、第2節の北朝鮮戦では大会タイ記録となる1試合4得点を記録。サウジアラビア戦でもさらに2点を加え、これで3試合で7ゴールとなった。
過去には1980年大会で韓国のFWチェ・スンホがグループステージ7得点を記録したことがあったが、その大会では5チームによる総当たりで4試合が行われていた。4チームによる3試合のグループステージではこれまで4得点が大会最多記録であり、アルモエズ・アリは大幅に記録を塗り替えることになった。
アジアカップの1大会における最多得点記録にもあとわずか1点に迫っている。過去には1996年大会得点王となったイランのFWアリ・ダエイが8ゴールを挙げたのが大会記録だ。
現在22歳のアルモエズ・アリは、昨年のAFC U-23選手権でも得点王に輝いた。アジア屈指の点取り屋として急速に頭角を現している。
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