ガンバ大阪の二川孝広【写真:Getty Images】
J1のガンバ大阪に所属していた元日本代表MF二川孝広は、関西サッカーリーグ1部のFCティアモ枚方へ完全移籍することが決定した。18日に両クラブから発表が行われている。
現在38歳の二川はG大阪のユースから1999年にトップチームに昇格。長年にわたって主力として活躍し、2度のJ1優勝や2008年AFCチャンピオンズリーグ優勝、4度の天皇杯優勝など数多くのタイトル獲得に貢献してきた。
2003年からは14年間にわたってG大阪の「背番号10」としてプレー。2015年以降は出場機会が減少し、J2の東京ヴェルディと栃木SCへ期限付き移籍していた。G大阪を完全に離れるのはプロデビュー以来20年目で初めてとなる。
「この度、FCティアモ枚方へ完全移籍することとなりました。ガンバ時代には多くのサポーター・ファンの皆さんに応援して頂き、本当に有難うございました。改めて感謝いたします。同じ大阪にあるチームで現役としてまだプレーをするので、引き続き応援してもらいたいと思います」とG大阪公式サイトは二川のコメントを伝えている。
FCティアモ枚方は将来的なJリーグ参入を目指しているクラブであり、現在は関西サッカーリーグ1部に所属。「僕が育った高槻市の隣にある枚方市は、子供の頃からサッカーの試合などを通して馴染みのある場所でした。その枚方の地を拠点に活動するFC TIAMO枚方でプレーするチャンスをいただけたことをとても嬉しく思っています。チームが目指すJFL昇格を実現するために、共に戦うチームメイトや『サッカー』に対するリスペクトを忘れずに全力で戦います」と二川は加入に際してコメントしている。
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