ウズベキスタン代表のエクトル・クーペル監督【写真:Getty Images】
アジアカップ2019グループステージF組最終節の試合が17日に行われ、日本代表がウズベキスタン代表に2-1の勝利を収めた。ウズベキスタンを率いるエクトル・クーペル監督は、勝負を分けたプレーとして日本のGKシュミット・ダニエルのスーパーセーブを挙げている。
引き分け以上で首位通過を決められるウズベキスタンは40分、FWエルドル・ショムロドフがドリブルで持ち込んで先制ゴールを記録。だが日本もその3分後に武藤嘉紀のヘディング弾で同点とすると、58分には塩谷司が鮮やかなミドルシュートを突き刺して逆転した。
終盤にはウズベキスタンが攻勢に立ち、日本のゴールを脅かす。86分にはDFダブロン・ハシモフの強烈なミドルが枠を捉えたが、見事な反応を見せたシュミットが枠外へと弾き出し、同点ゴールを許さなかった。
クーペル監督は試合後の会見で、「あらゆる面で互角の試合だったと思う」とコメント。「違いがあったとすれば、日本の方が多くのチャンスを作り、それによって(後半に)先にゴールを奪ったということ。そして我々には後半の最後に絶好のチャンスがあったが、そこでは日本のGKが素晴らしいセーブを見せた」とシュミットのプレーを称賛した。
日本代表ではこれがまだ2試合目の出場となったシュミットだが、チームの首位通過に繋がるビッグプレーを披露。欧州の主要クラブや各国代表チームの監督を歴任した名将もそのプレーに賛辞を惜しまなかった。
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