トッテナムのムサ・デンベレ【写真:Getty Images】
トッテナムに所属していたベルギー代表MFムサ・デンベレは、中国スーパーリーグ(CSL)の広州富力へ完全移籍することが合意に達した。17日に両クラブから発表が行われている。
国際移籍証明書の発行が完了すればデンベレの移籍は正式決定となる。ベルギー『RTBF』などによれば、移籍金1200万ユーロ(約14億9000万円)がトッテナムに支払われるようだ。
現在31歳のデンベレはフラムから2012年にトッテナムに加入。6年半の在籍で公式戦250試合に出場し、プレミアリーグでの好成績などに貢献してきた。
今季は負傷の影響で11月以降試合に出場できず。トッテナムとの契約が残り半年となることもあり、冬の移籍市場でクラブを去る可能性が高まり、中国からのオファーが届いていた。
当初は北京国安がデンベレの移籍先になるとみられていた。だが英メディア『BBC』などが伝えるところによれば、北京国安加入に向けて中国へ渡った後で交渉が難航し、広州富力へと移籍することになった。
広州富力は昨季のCSLで10位。元名古屋グランパスのドラガン・ストイコビッチ監督が指揮を執り、元川崎フロンターレのレナトなどが所属している。
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