17日に行われるAFCアジアカップ2019のF組第3節ウズベキスタン代表戦を前に日本代表は15日、アルアインでトレーニングを行った。

　臀部痛でオマーン戦には出場しなかった大迫勇也は「まあまあ」と現在の状態について話し「まあそこはうーん、まあ何とも言えないですね」とウズベキスタン戦への出場についても言葉を濁した。

　既に日本は2連勝で決勝トーナメント進出確定しており次節は順位決定戦となる。「チームとして2連勝したことがいいことだし、もっと次しっかりと勝って１位突破できればじゃないですか、今はもう」と3連勝を狙っている。

　オマーン戦では大迫が北川航也や南野拓実にアドバイスを送る姿も見られた。「長友さんとかからはすごく若手が力を出せないのはベテランのせいだっていうふうに言ったりしてますけど、それは僕の考えは違って、若手は自分をもっと出してほしいなと思う」と時論を唱える大迫は「なかなかこんなチャンス、言ったら日本の中で11人しか試合出れないわけだから、もっと中に秘めてるものっていうのを出してほしいし、やってやるぞっていうのをもっと感じたいと言うか、それに対して僕らも負けてられないっていう感じ、相乗効果になればいいなっていうふうには思ってますけど、まだまだ足りないし、僕らが引っ張るんじゃなくて、下から這い上がってきてほしいですけどね」と語った。

　続けて「もちろん気持ちは分かりますよ。なかなか日本人特有の恥ずかしさであったり、そういうのは絶対にあるものだと思うけど、ホントにないんですよ、こういうチャンス。ましてや国際大会で試合に出るってことは、日本人の中でも限られて特別な選手しかないわけだから。もっと怒ったっていいし、文句言ったっていいから先輩に、出してほしいですけどね」と若手の奮起を促している。

（取材：元川悦子、文・構成：編集部）

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