【日本 1-0 オマーン AFCアジアカップ2019・グループステージ第2節】

　日本代表は13日、AFCアジアカップ2019・グループステージF組第2節でオマーン代表と対戦して1-0の勝利を収め、決勝トーナメント進出を決めた。DF吉田麻也は、この一戦が今後の力になると話している。

　日本はオマーン戦の前半に多くのチャンスをつくったが、なかなかリードを広げることができなかった。

　吉田は「1-0で後半苦しくなったので、前半2点、3点決めなければいけなかったと思います」と振り返ったが、「僕らがもらったPKも、むこうが取られなかったPKも、どちらも運があった。中東でやるときには珍しいジャッジになったと思います」と、判定に助けられた部分があることを認めている。

　いずれにしても、この結果が次につながる。「守備のところは前節から改善して、苦しいとき、ゴールが入らないときにゼロで守り切るのは自信につながると思う。若いチームなので、目に見える結果というのはチームを構築していく中で非常に大事になってくると思う」と語り、これが日本代表の財産になると感じているようだ。

　この日は冨安健洋がパートナーだったが、これからさらに磨きがかかっていく。吉田は「今日は非常に良かった」と振り返った。「もちろん、まだトミと話していかなきゃいけないところがありますけど、それは毎試合やっていること。槙野（智章）くんとも話しましたし、トミとも試合を見直して。ああした方が良い、こうした方が良いっていう改善点を次につなげる作業はやっていくつもりです」と話している。

（取材：舩木渉、文・構成：編集部）

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