チェルシーのウィリアン【写真:Getty Images】
チェルシーのブラジル代表FWウィリアンは、バルセロナからオファーが届いているという噂に対し、移籍を考えてはいないと主張している。英メディア『BTスポーツ』に語った。
バルサはウィリアンを獲得することを希望し、FWマルコムの譲渡に加えて現金も支払うという総額5000万ポンド(約69億円)相当のオファーをチェルシーに提示したと英メディアは報道。ウィリアン本人は移籍に乗り気だがクラブが放出を拒否したとも伝えられていた。
だが、現地時間12日に行われたプレミアリーグ第22節のニューカッスル戦で決勝ゴールを挙げたウィリアンは、試合後に残留の意志を主張。バルサからのオファーの噂について、「僕の未来はここチェルシーにある。何の話なのか分からない。新聞は読んでいない」とコメントしている。
マウリツィオ・サッリ監督も、ウィリアンを手放すつもりはないと試合後に語った。「ウィリアンが我々にとって非常に重要な選手であることは皆さんもよく知っている通りだ。私としては、彼はここに残るべきだと思う。本当に重要な選手だ」とイタリア人指揮官は話している。
2013年にチェルシーに加入したウィリアンは今季で6年目。これまで2度のプレミアリーグ優勝などに貢献してきた。契約は残り1年半となっているが、今後もチェルシーでプレーを続けていくのだろうか。
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