オマーン代表を率いるピム・ファーベーク監督【写真:舩木渉】
UAEで開催されているアジアカップのグループリーグF組第2節で、日本代表は13日にオマーン代表と対戦する。そのオマーンを率いるピム・ファーベーク監督が前日会見に臨んだ。
ピム監督はかつて、オーストラリア代表を率いていた2009年に、日本代表にスパイを送り込んだことがある。今回も日本代表の練習にジェームズ・ボンドのような人間を派遣したとの噂があるが、スパイ疑惑についてピム監督は「非常に面白い質問だね。私はリーズ・ユナイテッド対ダービー・カウンティについての記事を読んだよ(笑)。私が思うに、あなたは間違ったウェブサイトの情報を読んでいるね。
いやいや、我々は日本のすべてを知っているんだ。今は2019年だ。我々はすべての情報を持っている。ウズベキスタンに対してもそうだが、コスタリカ戦、パナマ戦も見て日本のことはよく知っている。我々はスパイのようなものを必要としていないし、フェアではないと思う。いい質問だが、オマーン人はピッチの上で我々のスタイルや戦術でフェアに戦おうとしているし、明日の試合も全員が面白いものにしようとしている。もちろん勝ち点3を獲得できるよう願っている」と答え、スパイ疑惑を否定した。
(取材:舩木渉、文・構成:編集部)
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