クロアチア代表のデヤン・ロブレン【写真:Getty Images】
リバプールに所属するクロアチア代表DFデヤン・ロブレンは、スペイン代表DFセルヒオ・ラモスに対するSNS投稿を理由として国際試合1試合の出場停止処分を下された。英メディア『スカイ・スポーツ』などが伝えている。
クロアチア代表は昨年11月16日に行われたUEFAネーションズリーグの試合でスペイン代表と対戦。この試合後にロブレンが行ったSNS投稿が物議を醸した。
試合では、ロブレンが空中戦の競り合いの中でS・ラモスの頭部に肘打ちを食らわせる形となる場面があった。ロブレンはその場面の動画や、S・ラモスを侮辱するようなコメントを投稿し、挑発行為だと捉えられていた。
この一件の背景にはロブレンが所属するリバプールとS・ラモスとの因縁があったようだ。S・ラモスは、所属するレアル・マドリーがリバプールと対戦した昨季チャンピオンズリーグ決勝で、リバプールのエースであるFWモハメド・サラーを負傷させたとして批判されていた。
欧州サッカー連盟(UEFA)はロブレンのSNS投稿が規律違反にあたるとして、同選手に国際試合1試合の出場停止処分を科すことを決定。処分はクロアチア代表の次の公式戦となる3月のEURO2020予選アゼルバイジャン戦で適用される。
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