フローニンゲンの堂安律【写真:Getty Images】
オランダ1部のフローニンゲンに所属する日本代表MF堂安律に対しては、多くのビッグクラブからの関心が噂されるものの、現時点では具体的な移籍交渉は行われていないという。地元紙『DVHN』が伝えている。
昨季加入したフローニンゲンで活躍を見せ、さらなるステップアップへの期待が高まっている堂安。早ければこの冬の移籍市場でオランダや他国のビッグクラブへ移籍する可能性が高いとも予想されていた。
だがフローニンゲンのマネジングディレクターを務めるハンス・ナイラント氏によれば、現時点では他クラブと具体的な交渉は行っていないとのこと。昨夏にCSKAモスクワからの800万ユーロ(約10億円)のオファーをクラブが断ったあと、関心を示すクラブはいくつかあったが、「今は非常に静か」な状況だという。
「彼は我々とともにシーズンを終えると思う」とナイラント氏は少なくとも今季末まで堂安が残留するとの見通しを示しつつ、「状況は日に日に変化する可能性もある」と冬に堂安がクラブを去る可能性も閉ざしてはいない。
一方、堂安とともにチームの主力として活躍する24歳のモロッコ代表FWミムン・マヒに対してはMLS(メジャーリーグサッカー)のレアル・ソルトレイクからのオファーがあったがフローニンゲンは断ったという。2人はシーズン後半戦もフローニンゲンでプレーすることになるのだろうか。
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