吉田麻也【写真:Getty Images】
日本代表は11日、アジアカップ第2戦のオマーン戦に向けて練習を行った。DF吉田麻也は、日本代表がFW大迫勇也のアクシデントを生かさなければいけないと話した。
大迫はこの日、でん部の痛みで練習参加を見送った。エースが不在となれば、初戦のトルクメニスタン戦もどうなったか分からない。
吉田は大迫について「非常に素晴らしい選手ってのはみんな分かってると思うし、このチームのエースだってのも間違いないと思います」と話した上で、「ほかの選手たちにとっては大きなチャンス。大会が始まる前から言っていますけど、アジアカップは総力戦になるので、こういうチャンスをサブの選手が生かすというのが2011年優勝したときもカギになった。そこはほかの選手も理解しているし、逆に言うと、このチャンスをつかまなければいけないと思います」と述べた。
2戦目の相手であるオマーンは、「何度かやってますけど、簡単な相手ではない」と吉田。初戦のパフォーマンスから「堅く守ってカウンターというシーンが多かったので、そこの精度は前回の選手より高い」と分析し、「より守備の正確さと攻撃の精度が求められると思います」とした。
(取材:元川悦子、文・構成:編集部)
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