鹿島アントラーズのペドロ・ジュニオール【写真:Getty Images for DAZN】
J1の鹿島アントラーズは11日、同クラブが保有権を持っていたブラジル人FWペドロ・ジュニオールが母国ブラジルのフォルタレーザECに完全移籍することが決定したとして発表を行った。
現在31歳のペドロ・ジュニオールが最初に日本のクラブに加入したのは2007年夏。J1の大宮アルディージャに加入し、2シーズンで15試合に出場して2ゴールを挙げた。
2009年にはアルビレックス新潟へ期限付き移籍し、二桁の10ゴールを記録。続いてガンバ大阪に完全移籍し、期限付き移籍によりFC東京でもプレーした。
2012年には一旦ブラジルに帰国し、韓国での活躍を経て2014年にヴィッセル神戸に加入。J1で自己最多となる13ゴールを挙げ、2016年にも二桁の11ゴールを記録するなど活躍を見せた。
2017年に鹿島へ移籍し、1年目はリーグ戦21試合に出場して7ゴール。昨季は7試合に出場したあと、夏からは中国2部の武漢卓爾へ期限付き移籍していた。
「日本で長くプレーしてきましたが、ブラジルへ戻ることになり、最後のクラブとなった鹿島アントラーズに感謝の気持ちと、敬意と愛情を持って接してくれたサポーターの方々にありがとうと伝えたいです」とペドロ・ジュニオールはコメントしている。
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