ベティスに加入するディエゴ・ライネス【写真:Getty Images】
スペイン1部のベティスは10日、メキシコ1部のクラブ・アメリカに所属していたメキシコ代表FWディエゴ・ライネスを獲得することが合意に達したとして発表を行った。
現在18歳のライネスはベティスと2024年までの5年半契約を交わす。移籍金の額は明らかにされていないが、スペイン紙『マルカ』などは1400万ユーロ(約17億5000万円)と伝えている。
ライネスは16歳でクラブ・アメリカのトップチームにデビューし、すでに公式戦50試合以上に出場していた。各年代のメキシコ代表でプレーし、昨年9月にはA代表デビューも飾った。
左ウイングなど複数のポジションでプレー可能なライネスは、ベティスに所属する日本代表MF乾貴士にとって出場機会を争う新たなライバルになりそうだ。メキシコ『レコルド』や『ナシオン』などはライネスがポジションを争う選手の一人として乾の名前も挙げている。
今季から加入したベティスでシーズン開幕当初は継続的に出場機会を得ていた乾だが、ここ最近はなかなか出場することができていなかった。現在は日本代表としてアジアカップ2019に参加しているが、スペインに戻った後は再び厳しいポジション争いが待っている。
【了】