「初戦で大事なのは間違いなく勝ち点3を奪うこと」
――前半が終了しました。日本はリードを許した状態で後半を迎えます。45分間を振り返ってみていかがでしょうか
「何か足りなかったですね。攻撃のときにあまり機能していなかった。暑さは影響与えているかな?」
――日本は後半、逆転するためにどこを修正し、さらに何が必要となってくるでしょうか
「もう少し攻撃をビルドアップしなきゃいけない。パス回しのスピードは少し遅いですし、ロングボールを出し過ぎた」
――56分、大迫勇也が決め、同点に追いつきました。ゴールシーンを振り返ってみていかがでしょうか?
「やっとグラウンダーのパスをして、突破出来ました。原口(元気)選手も良い仕事したし、大迫のコントロールもフィニッシュも非常にハイクオリティでした」
――60分、大迫が再びゴールを決め、逆転に成功しました! 相手の守備陣のミスですが、長友(佑都)はよく最後までボールを追っていましたね
「やっぱり長友らしいですね。彼はベテランですが、この暑さの中でも最後まで走れる。ミスもあったが、その粘りでゴールになりましたね」
――そして71分、日本に3点目が入りました。堂安律のゴールはいかがでしたでしょうか
「素晴らしかったですね。あれは堂安の持ち味だと思います。全ての日本人選手はあの場面からシュートを打ってないと思いますが、彼は常にそれしか考えていなかったと思います」
――72分、南野拓実に代えて北川航也がピッチに入りました。今日の南野の出来はいかがでしたでしょうか。また、北川にはどんなことが求められますか?
「南野はあまり攻撃に参加する事が出来なかったですね。良く走ったが、ファイナルサードでチャンスが来なかった。北川選手はワンチャンス・ワンゴールみたいな選手なので、もしトルクメニスタンが疲れたら追加点取れるチャンスになるかもしれません」
――後半も30分が過ぎました。日本は2点のリードを奪っています。ここから先はどのような試合運びをすればよいでしょうか?
「このままで終われば良いと思います。初戦で一番大事な事は間違いなく勝ち点3を奪える事ですので、3-1で十分です」
――しかし、日本は試合終盤に不用意なPKを与えて失点しました
「ディフェンスは最後の10分で集中切らさずにプレーしなければなりません。記者席で少し緊張している感じになりました!」