森保J、苦しみながらも無敗継続
大迫勇也【写真:Getty Images】
【日本 3-2 トルクメニスタン AFCアジアカップ2019・グループステージ第1節】
日本代表を率いる森保一監督は、就任後最初の試合となったコスタリカ戦で3-0快勝。それ以降、パナマ戦(3-0)、ウルグアイ戦(4-3)と3連勝し、ベネズエラ戦(1-1)では引き分け、キルギス戦(4-0)にも勝利したことで5戦無敗の状況が続いている。今回はUAEのアルナヒヤーン・スタジアムでFIFAランキング127位のトルクメニスタン代表とアジアカップ初戦を戦った。
日本のスタメンには長友佑都や吉田麻也、大迫勇也などが名を連ねている。試合開始して11分、フリーキックからのこぼれ球を冨安健洋が拾いシュートを放つも、相手にブロックされて得点ならず。続く12分には、柴崎岳の浮き玉から堂安律が頭で合わせるも、トルクメニスタンのGKマメット・オラズムハメドフにキャッチされた。
押していた日本だったが26分、カウンターからアルスラン・アマノフに遠目からミドルシュートを打たれ、そのままゴールに突き刺さってしまう。トルクメニスタンに先制点が入り、日本は追いかける展開となってしまった。
30分に大迫がターンしてシュートを放つもゴール右に外れる。32分には冨安が強烈なシュートを放ったが、GKマメットに止められてしまった。対するトルクメニスタンは37分にアフメト・アタエフがシュート。決定的なピンチを迎えたが、GK権田修一のファインセーブによって失点を免れる。
すると56分、大迫がシュートを放ちゴールにねじ込んで日本が同点に追いついた。さらに59分、長友のアシストから大迫がゴールを決めて逆転に成功。71分にはパス回しから相手の守備を崩し、最後は反転してシュートを打った堂安律が追加点を決めた。
79分にトルクメニスタンのアフメト・アタエフにPKを決められるも、逃げ切った日本が3-2の勝利をおさめている。トルクメニスタンを相手に苦戦したが、アジアカップは白星スタートとなった。
【得点者】
26分 0-1 アマノフ(トルクメニスタン)
56分 1-1 大迫(日本)
59分 2-1 大迫(日本)
71分 3-1 堂安(日本)
79分 3-2 アタエフ(トルクメニスタン)
【了】