ボルシア・ドルトムントのMFクリスティアン・プリシッチはチェルシー移籍へ至った経緯を語った。

　今月2日、プリシッチが今季終了後にチェルシーへ移籍することが発表された。チェルシーからのレンタルという形で今季いっぱいはドルトムントにとどまるが、夏には期待の若手を失うことになった。

　ドルトムントが合宿をしているスペインの地でインタビューに応えたプリシッチは今回の決断について「プレミアリーグでプレーをしたかったから今回の移籍には嬉しく思う」と率直な気持ちを語った。一方で「残りのシーズンは100パーセントドルトムントの為にプレーする」と全力を尽くす事を誓った。

　移籍を決めた理由について「小さい頃からプレミアリーグは観ていた。トップ選手が集まるし私と同じアメリカ人もプレーしている。ベストを尽くし、他の選手と比べて自分がどれくらい通用するか測ってみたいんだ」と話している。

　2015/16シーズンにプロとしてデビューを飾ったプリシッチはこれまで115試合に出場し15得点24アシストを記録している。「今は幾らかすっきりしている。多くの人々が私の決断を理解し、今季が素晴らしいものになる事を望んでいる」と決意を語ったプリシッチは残りの試合でどのような活躍を見せてくれるのだろうか。

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