南野拓実【写真:Getty Images】
アラブ首長国連邦で開催中のアジアカップで2大会ぶりの優勝を目指す日本代表は7日、9日に対戦するトルクメニスタン代表戦を前にアブダビ市内で練習を行った。
南野拓実は「ここまでチームとしても個人としてもいいトレーニングを積んでこれているので、まあ明日もう1日しっかり戦術的な部分とか確認して試合に臨んでいければいいかなと思います」と練習後に語った。
トルクメニスタンはFIFAランク127位と50位の日本と比べ格下の相手となる。引いてくることも予想されるが南野は「ずっと同じテンポでボールを回すよりもどっかでワンタッチを入れたりとか、誰かのところで例えばドリブルなのか、1つ相手をはがしてパスを出すとか、そういうところは重要になってくると思います。個人的に意識するのはどれだけゴールに近い位置でボールを受けれるかってところと、多少強引にでもシュートを打ちに行く姿勢っていうのは重要になってくるんじゃないかというふうには思います」と攻略法を語った。
今大会の初戦ではオーストラリアとタイが敗れ、中国や韓国は苦戦の末に勝利を収めた。「オーストラリアの敗戦っていうのは知ってますし、そこから僕たちは学ばないといけないと思う。何があるか分からない、サッカーでよくある格下のチームが格上のチームを食うっていうのはよくありますし。しかも初戦、僕たちは絶対落とせないし、そこから何かを少しでも参考にして、まあ今できることは試合に向けていい準備することだけなんで、そこも少し意識しながらやっていければいいかなと思います」と警戒している。
森保ジャパン発足以降、5試合で4ゴールを決めている南野には今大会でも大きな活躍が期待されている。「やっぱ攻撃の選手がそこ(得点)の部分では引っ張っていかないといけないと思うし、もし自分がピッチに立ったとしたら、そういうところでチームに貢献できるようにっていうのは考えてます」と目に見える結果を残すことに集中しているようだ。
(取材:元川悦子、文・構成:編集部)
【了】