藤田直之、西大伍【写真:Getty Images for DAZN】
J1の鹿島アントラーズに所属していた元日本代表DF西大伍は、同じくJ1のヴィッセル神戸へ完全移籍することが決定した。7日に両クラブから発表が行われている。
現在31歳の西はコンサドーレ札幌の下部組織からトップチームに昇格してプロデビューし、アルビレックス新潟への期限付き移籍を経て2011年に鹿島へ完全移籍。2011年にはアルベルト・ザッケローニ体制で日本代表デビューも果たした。
鹿島ではレギュラーのサイドバックとして8年間にわたって活躍し、3回のJ1優勝や昨季のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)優勝などに貢献した。札幌時代を含めてJ1で通算277試合に出場して14ゴールを記録している。
「8年間の在籍期間でサッカー選手として、また、人間として成長させて頂きました。今回、より大きな成長を求めて、移籍します」と西は鹿島公式サイトでコメント。神戸公式サイトでは「ヴィッセル神戸でプレーすることを嬉しく思います。自身の成長とチームへの貢献のために移籍してきました」と挨拶している。
一方、神戸に在籍していた31歳の元日本代表MF藤田直之はJ1のセレッソ大阪へ完全移籍することが7日に発表された。藤田はサガン鳥栖から2016年に神戸に加入し、レギュラーとして3年間で公式戦103試合に出場していた。
「三年前に初めての移籍で期待と不安を持ってやって来た僕を温かく迎えてくれて、応援して頂き、誠にありがとうございました。チームの目標を達成できずに残念ですが、ヴィッセル神戸での三年間は充実していてかけがえのないものになりました」と藤田はコメントしている。
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