ジョゼ・モウリーニョ氏【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッド監督を退任したジョゼ・モウリーニョ氏の新天地は、母国ポルトガルの強豪クラブであるベンフィカになる可能性があるかもしれない。英紙『ミラー』などが見通しを伝えている。
モウリーニョ氏は先月、2016年から務めていたユナイテッドの監督を辞任。プレミアリーグでの成績不振による事実上の解任だった。これまで率いたクラブの多くを3シーズンで後にした同氏は、ユナイテッドでもそのジンクスを逃れることができなかった。
だが、モウリーニョ氏には早くも新天地候補が浮上している。ルイ・ヴィトーリア監督を解任したポルトガルの強豪ベンフィカが新監督として招へいする可能性があるのではないかという噂だ。
2015年からベンフィカを率いていたルイ・ヴィトーリア監督は就任から2年連続のリーグ優勝を成し遂げたが、昨季は2位。今季も首位の昨季王者ポルトに遅れを取っており、現地時間2日に行われた試合でFW中島翔哉の所属するポルティモネンセに敗れたあと契約解除が発表された。
モウリーニョ氏はバルセロナなどのアシスタントコーチを務めたあと2000年にベンフィカで監督デビューを飾ったが、会長交代などによるクラブ内の混乱のためわずか2ヶ月半で退任した。もしベンフィカの新監督に就任したとすれば約18年ぶりの古巣復帰となる。
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