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青森山田が矢板中央を逆転で下して準決勝進出。流経大柏も4強へ

text by 編集部 photo by Kenzaburo Matsuoka

青森山田高校
青森山田高校【写真:松岡健三郎】

 第97回全国高校サッカー選手権大会準々決勝の試合が5日に行われた。

 等々力陸上競技場にて12時5分キックオフで行われた試合では、2年前の王者である青森山田高校(青森県代表)と昨年4強の矢板中央高校(栃木県代表)が対戦した。

 14分にはロングスローを一旦跳ね返されたボールからのクロスにMF眞島聖弥が頭で合わせて矢板中央が先制。だが前半終了間際の40分、青森山田もロングスローのこぼれ球からMF武田英寿の放ったシュートにDF二階堂正哉が頭で触ってコースを変え1-1の同点ゴールを奪った。

 さらに66分、またしてもロングスローを起点として青森山田に逆転のゴールが生まれる。左からのクロスをゴール前で受けた二階堂がワントラップから素早くシュートを放って自身2点目のゴールを蹴り込んだ。これが決勝点となり、青森山田が2年ぶりの準決勝進出を果たした。

 同時刻にフクダ電子アリーナで行われた試合では秋田商業高校(秋田県代表)と流経大柏高校(千葉県代表)が対戦。前半6分にMF八木滉史のゴールで先制した流経大柏がそのまま1-0で逃げ切り、2年連続の4強進出を決めた。

 14時10分キックオフの試合では等々力で尚志高校(福島県代表)と帝京長岡高校(新潟県代表)、フクアリで瀬戸内高校(広島県代表)と日本航空空港(山梨県代表)が対戦する。

【了】

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