プレミアリーグのクラブに所属するイングランド代表選手がコカインを吸引している場面をチームメートに発見されたという報道を受け、イングランドサッカー協会（FA）では調査を開始しているようだ。

　英紙『ザ・サン』は4日付で、あるイングランド代表選手の禁止薬物使用が明らかになったとする独占情報を伝えた。具体的な選手の名前は明らかにされていない。

　その選手は、昨年のクリスマス前のアウェイゲーム後に行われたチームパーティーの際に、ナイトクラブのトイレでコカインを吸引しているところをチームメートに見つかったという。その後、意識の朦朧とした状態で出てきた選手を見た監督は、泥酔していると勘違いした上でその選手をタクシーに乗せて帰宅させたとのことだ。

　問題の選手は、その前日に薬物検査を受けていたため、その後しばらくは検査を受けることがないと分かった上でコカイン吸引を行ったとされている。チーム内では大きな騒動に発展しているという。

　英メディア『BBC』は、この報道を受けてFAが情報収集を開始したと伝えている。禁止薬物の使用が事実だと確認された場合、長期の出場停止処分が下される可能性もあるとの見通しも伝えられている。

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