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南野所属のザルツブルク指揮官、マンU次期監督の“サプライズ候補”に?

text by 編集部 photo by Getty Images

マルコ・ローゼ
ザルツブルクのマルコ・ローゼ監督【写真:Getty Images】

 オーストリア1部のレッドブル・ザルツブルクを率いるマルコ・ローゼ監督が、マンチェスター・ユナイテッド次期監督の候補の一人としてリストアップされているという。英紙『ザ・サン』が31日付で伝えた。

 今季プレミアリーグで苦しい戦いを強いられていたユナイテッドは、ジョゼ・モウリーニョ前監督が先月18日に退任。クラブOBであるオレ・グンナー・スールシャール氏が暫定監督としてチームを率い、復調の気配を見せている。

 しかし、来季に向けては改めて正式な新監督を迎え入れることになるかもしれない。クラブが第一の候補として希望しているのは現トッテナムのマウリシオ・ポチェッティーノ監督だが、レアル・マドリーなどとの争奪戦が見込まれることに加え、引き抜くためには4000万ポンド(約55億8000万円)の支払いが必要になる可能性があると伝えられている。

 他にはスールシャール暫定監督の正式就任のほか、ジネディーヌ・ジダン氏やローラン・ブラン氏などを招へいすることも選択肢に含まれると予想されているが、ローゼ監督も「サプライズ候補」として浮上していると英紙は伝えた。

 現在42歳のローゼ氏は、日本代表FW南野拓実も所属するザルツブルクの監督に2017年に就任。1年目でオーストリアリーグ優勝を達成し、今季も2位に大差をつけて首位を快走している。

 ヨーロッパリーグ(EL)でも、昨季は準決勝進出の好成績を残した。今季の大会でも、ローゼンボリ戦でハットトリックを達成した南野の活躍などもあり、難敵揃いのグループステージを6戦全勝で突破することに成功している。

【了】

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