ジョン・アンデル・セランテス【写真:Getty Images】
J2のアビスパ福岡は30日、スペイン1部のレガネスからGKジョン・アンデル・セランテス・シモンを完全移籍で獲得することが決定したとして発表を行った。
セランテスは1989年生まれの29歳。スペインのバラカルドCF、アスレティック・ビルバオII、CDルーゴなどを経て2014年に当時スペイン2部のレガネスに加入した。
2015/16シーズンには2部で全試合出場を果たし、レガネスにとってクラブ史上初となる1部昇格に貢献。1部デビューを果たした2016年8月には開幕から2試合のセルタ戦とアトレティコ・マドリー戦を完封し、リーガの月間最優秀選手賞を受賞している。
1部で13試合に出場したあと、負傷による長期離脱を強いられてポジションを失ったが、昨季は最終節のベティス戦で約1年半ぶりに公式戦復帰。今季の公式戦で出場はなかったが、バックアップとしてチームを支えていた。
「アビスパ福岡が与えてくれたこの機会に、私はとても幸せで感謝しています。日本は本当に私を惹きつける国であり、そして今回、私がアビスパ福岡の野心的なプロジェクトを聞き、これに参加することができ幸運に感じています」とセランテスは福岡加入に際してコメントしている。
福岡は2018シーズンのJ2を7位で終え、J1参入プレーオフ出場を逃した。退任した井原正巳前監督に代わり、レアル・マドリーの助監督などを務めた経歴を持つファビオ・ペッキア氏の新監督就任が決定している。
【了】