シュミット・ダニエル【写真:Getty Images】
日本代表は29日、アジアカップに向けた国内合宿4日目の練習を行った。GKシュミット・ダニエルは、アジアカップの恐ろしさを理解しながらも、臆することなくプレーする準備を整えている。
11月のベネズエラ戦で代表デビューを飾ったシュミットは、「活躍すればヒーローだし、へんなことをしたら叩かれる。それだけ注目されている大会だと思う。それでも恐れずに、試合に出たときは思い切りプレーすることが大事かなと思います」と語った。
日本相手に守備を固めるチームは、セットプレーを重視してくる可能性がある。そうなれば、守護神のパフォーマンスはより重要だ。対策を問われたシュミットは、「高いボールが上がれば自分が出るべきだと思うし、周りもそれを望んでいると思う。あとはシュートを止めるってところしかないですね」と冷静だ。
代表デビュー後もシュミットは向上心を持ち続けている。
「デビューしてからってわけじゃないですけど、自分に足りないものは常に毎日考えている。毎日コーチとかとしゃべっていつも明確になっているんで、そういったところをしっかり練習して、どれだけ弱点をなくせるかっていうのは常に取り組んでいます」
(取材:元川悦子、文・構成:編集部)
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