ボルシア・ドルトムントのクリスティアン・プリシッチ【写真:Getty Images】
リバプールは、アーセナルなどとの争奪戦を制してボルシア・ドルトムントのアメリカ代表MFクリスティアン・プリシッチを1月に獲得する可能性が高くなったとみられている。英紙『ザ・サン』が28日付で伝えた。
プリシッチは17歳でドルトムントのトップチームにデビューし、若くして主力選手として活躍。アメリカ代表でもすでに20試合以上に出場している20歳に対しては、多くのビッグクラブが関心を示しているようだ。
冬の移籍市場に向け、アーセナルはプリシッチ獲得のため3500万ポンド(約49億円)のオファーを出したが、ドルトムントに断られたという。一方でリバプールは最初のオファーとして4500万ポンド(約63億円)を提示し、獲得に向けて優位に立っているとみられている。
提示額が5000万ポンド(約70億円)に届けばドルトムントは売却に応じる可能性が高いと伝えられている。他にチェルシーやバイエルン・ミュンヘンなども獲得に関心を示しているとのことだ。
今季プレミアリーグで無敗を維持して首位を走るリバプールだが、モハメド・サラー、サディオ・マネ、ロベルト・フィルミーノの前線に負傷者が出た場合などに備えてさらに選手層を厚くしたいと考えているようだ。プリシッチ獲得に成功すれば、悲願のリーグ制覇に向けて大きな後押しになるかもしれない。
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