メルボルン・ビクトリーに所属する本田圭佑は負傷のためリーグ戦2試合を欠場したが、次節には復帰できる可能性が高そうだ。復帰の見通しについての監督のコメントをクラブ公式サイトが伝えている。

　今季から加入したビクトリーでAリーグ開幕以来8試合にフル出場し、5ゴールを挙げるなどの活躍でチームをけん引していた本田。だが22日に行われたメルボルン・シティとのダービーマッチを欠場したあと、28日のウェリントン・フェニックス戦にも出場しなかった。

　ケビン・マスカット監督によれば、本田は28日の試合にも出場できてもおかしくない状態だったようだ。「ケイスケとラウール（・バエナ）には出場できる可能性が本格的にあった。本格的に可能性があるのなら、できるだけ試合の直前まで決断を遅らせる」と、起用を迷っていたことを明かしている。

「練習などの様子から、来週に向けては楽観視している。ケイスケは今の段階ではトレーニングをして、これからどうなるか様子を見てみよう」とマスカット監督。次節には復帰できそうな状態であることをうかがわせている。

　本田の欠場した2試合をいずれも引き分けで終えたビクトリーは、年明け後の初戦となる1月5日の試合でウェスタン・シドニー・ワンダラーズと対戦する。本田はこの試合で復帰し、チームを3試合ぶりの白星に導くことができるだろうか。

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