ポルティモネンセの中島翔哉【写真:Getty Images】
ポルトガル1部のポルティモネンセに所属する日本代表FW中島翔哉に対し、同国の強豪クラブであるポルトが再び関心を強めているようだ。ポルトガル紙『ア・ボーラ』が28日付で伝えた。
ポルティモネンセでの活躍で評価を高めている中島に対しては、ポルトガル内外の多くの有力クラブが関心を示していると報じられてきた。特にイングランド・プレミアリーグのウォルバーハンプトンが獲得交渉を進めていることが報じられ、ポルティモネンセ会長も合意が近いことを認めていた。
しかし、現時点でウォルバーハンプトンへの移籍は決定には至らず。ポルトガルリーグで最多の優勝回数を誇るポルトが再び獲得を検討し始めたと報じられている。
中島がポルトを獲得するとすれば、アルジェリア代表FWヤシン・ブラヒミの放出の穴を埋める形となることが想定されている。ポルトはブラヒミを残留させることを優先的に考えてはいるが、同選手を売却することになった場合には、その資金を用いて中島を獲得する可能性があるという。
ポルティモネンセは中島の契約に2000万ユーロ(約25億2000万円)の契約解除金を設定しているとされており、これより低い金額での売却には応じない構えを見せている。1月中は日本代表としてアジアカップ2019に出場することが見込まれる中島だが、冬の移籍市場で動きはあるのだろうか。
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