ヤープ・スタム氏【写真:Getty Images】
元オランダ代表のヤープ・スタム氏が、同国1部リーグのズヴォレで監督を務めることが決定した。現地時間28日、クラブが発表している。
現役時代にマンチェスター・ユナイテッドやラツィオなどで活躍したスタム氏は、1年半の契約でズヴォレの指揮官に就任することが決まった。1992年にズヴォレでプロのキャリアをスタートさせた同氏は、現役引退後に同クラブを指導した経験があるものの、暫定監督やアシスタントといった立場で、正式な監督となるのは今回が初めてだ。
スタム氏は「ズヴォレは私の心のクラブであり、復帰はとてもうれしい」とコメントした。
47歳のスタム氏は、2016年にイングランド2部レディングの監督に就任したが、今年3月にチームの成績不振を受けてクラブを去っている。
ズヴォレは現在、エールディビジで最下位と勝ち点3差の16位。日本代表の堂安律が所属するフローニンゲンなどと並んでおり、シーズン後半戦はタフな残留争いを戦うことになりそうだ。
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