横浜FMの2018シーズン通信簿
攻撃力:A
守備力:E
采配:C
人事:C
安定感:E
34試合で56得点を挙げた攻撃力は最も評価すべき点だ。一方、守備には不安を残す。DF陣のタレント力が落ちたわけではないが、チーム全体として最適なバランスを見つけることができないまま脆さを露呈し続けた。精神的な面も含めて見直す必要がある。
自らの哲学とスタイルにこだわり続けた指揮官の采配は、来季に向けた基盤作りとしてはポジティブに働いたが、時折頑固さが裏目に出てしまうことも。夏に選手の入れ替わりの激しかった守備陣の構成、さらにはサイドバックの人材不足なども影響したか。最終節まで残留争いから抜け出せず、連勝は3度、3連勝も1度しかなかった点で安定感は皆無だったと言わざるをえない。
【了】