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2018年南米ベストイレブンを選定。右SBはまさかの消去法…? MSNが再結成も!【編集部フォーカス】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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写真左からトレイラ、カゼミロ、アラン【写真:Getty Images】

アラン(ブラジル代表/ナポリ)
生年月日:1991年1月8日(27歳)
今季リーグ戦成績:17試合出場/0得点2アシスト ※12月27日現在

 ナポリにおいて必要不可欠な存在となっている守備的MF。90分間落ちない豊富なスタミナを武器にピッチを縦横無尽に駆け回り、ボールを奪い取る能力に長けている。隙をみた攻撃参加も同選手の持ち味であり、チームに一人は置いておきたい選手だ。

 ロシアワールドカップには出場しなかったが、10月にはブラジル代表に初招集された。もともと才能のある選手だったことはわかっていたが、今年はそれを完全に開花させた1年になった。

カゼミロ(ブラジル代表/レアル・マドリー)
生年月日:1992年2月23日(26歳)
今季リーグ戦成績:12試合出場/0得点0アシスト ※12月27日現在

 ブラジル代表、レアル・マドリーで不動の地位を築くMF。鋭い危機察知能力を生かしてピンチを未然に防ぐプレーに定評があり、ボール奪取後の捌きも的確と、攻守のスイッチを一人で入れ替えることのできる選手だ。その存在はどのチームにおいても重要なものとなるだろう。

 現在は負傷の影響もあり出場機会は少なくなっているが、ジネディーヌ・ジダン前監督のもとでチャンピオンズリーグ3連覇に貢献するなど、今年も輝きを放ったことは間違いない。まだ26歳とこれからの成長も楽しみだ。

ルーカス・トレイラ(ウルグアイ代表/アーセナル)
生年月日:1996年2月11日(22歳)
今季リーグ戦成績:18試合出場/2得点2アシスト ※12月27日現在

 サンプドリアで名を挙げた今注目の22歳。身長は168cmと小柄だが、粘り強くハードな守備と鋭いタックルでボールに絡むことができる選手だ。また、正確なパススキルも持ち合わせており、攻撃時の組み立てにも大きく貢献できるなど攻守において印象的なプレーを披露することができる。

 ロシアワールドカップにもウルグアイ代表として出場し、汗かき役としてチームをベスト8進出に導いた。今夏から加入したアーセナルでもすでに重要なピースとなっているなど、2018年はルーカス・トレイラの名を世界に轟かせる飛躍の年となった。

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