アトレティコ・マドリーのリュカ・エルナンデス【写真:Getty Images】
アトレティコ・マドリーに所属するフランス代表のDFリュカ・エルナンデスの今冬における移籍の可能性はなくなったようだ。25日付けのスペイン紙『アス』が報じている。
先日、スペイン紙『マルカ』は、バイエルン・ミュンヘンが冬の移籍市場でエルナンデスの獲得を目指していると報じていた。またバイエルンのカール=ハインツ・ルンメニゲCEOも「否定も肯定も出来ない」と移籍の可能性について言及していた。
今回『アス』はアトレティコとバイエルン首脳陣の間で会談の場が設けられ、今冬でのエルナンデスの移籍はない事を決めたと伝えている。なお1月に再び両クラブが話し合いの場を設ける事になったことも併せて報じている。
アトレティコの下部組織で育ったエルナンデスは2014年にプロデビューして以来、これまで通算105試合に出場している。またフランス代表としてロシアワールドカップに全試合でプレーし優勝に貢献するなど注目されている若手の一人だ。そんな22歳に対しバイエルンは8500万ユーロ(約110億円)のオファーを出したとされている。
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