ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督【写真:Getty Images】
ミランを率いるジェンナーロ・ガットゥーゾ監督の立場が、以前より悪くなっているようだ。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えた。
現地時間22日に行われたセリエAのフィオレンティーナ戦を0-1で落としたミランは、リーグ戦ここ6試合でわずか1勝しかしていない。ここ3試合は無得点と、危機的状況にある。
ミランはすでに敗退が決まったヨーロッパリーグでも苦戦していた。10月にベティスをホームに迎えて1-2で敗れたあと、翌日の練習にはテクニカルディレクターのレオナルドと戦略ディレクターのパオロ・マルディーニが練習場に姿を見せて指揮官をサポートする姿勢を見せている。
しかし、『ガゼッタ』によると、その2人がフィオレンティーナ戦の翌日には登場しなかったそうだ。同紙はガットゥーゾ監督が年内残り2試合を一人で戦い抜き、結果で上層部を説得しなければいけないとみている。
イバン・ガジディスCEOは、ミランが来季のチャンピオンズリーグ出場権を手にするために必要なら、監督交代も選択肢に含めている。現在の候補で有力なのはロベルト・ドナドーニ、アーセン・ヴェンゲルの2人で、そのほかにパウロ・ソウザやフランチェスコ・グイドリンといった名前も挙がっているようだ。
ガットゥーゾ監督はこの状況を乗り越えられるだろうか。
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