酒井高徳【写真:Getty Images】
【ホルシュタイン・キール 3-1 ハンブルガーSV ブンデスリーガ2部第18節】
ドイツ・ブンデスリーガ2部第18節が現地時間の23日に行われ、DF酒井高徳とFW伊藤達哉の所属する首位ハンブルガーSVがアウェイでMF奥川雅也の所属するホルシュタイン・キールと対戦し、1-3で敗れた。酒井はリーグ戦18試合連続の出場。伊藤と奥川はベンチ入りするも出番なしに終わった。
酒井は28分に相手ゴール前まで上がりシュートを放つなど攻撃面でも積極的な姿勢を見せたが、相手に1点目となるFKを与えてしまった。
試合はホームのキールがいきなり先制する。7分、酒井が自陣右サイドのペナルティエリアからやや離れた位置でファールを与えてしまう。そのFKにセッラが中央で頭で合わせ先制。酒井が与えたFKからハンブルガーSVが失点してしまった。
続く18分には、キールの右ショートコーナーからクロスを上げられる。ファーサイドの折り返しを最後はキンソンビに決められ、首位のハンブルガーは序盤から苦しい展開になる。だが、後半開始早々の48分にジャッタのゴールで1点差に詰め寄る。
1点を返して一気に同点といきたいハンブルガーSVだったが、すぐに突き放される。53分、右サイドからのクロスを中にいた酒井が足を伸ばして触れるも、後ろに逸れ、後方から走りこんできたキンソンビにこの日2点目となるゴールを決められ3-1とされる。
この試合に負けると2位ケルンとの勝ち点差が1に縮まってしまう為、勝ちが欲しいハンブルガーは酒井をボランチに置くなどしたが、追加点を奪うことができず、1-3でハンブルガーSVが敗れた。
【得点者】
7分 1-0 セッラ(キール)
18分 2-0 キンソンビ(キール)
48分 2-1 ジャッタ(ハンブルガーSV)
53分 3-1 キンソンビ(キール)
【了】