イタリア・セリエA第17節の試合が現地時間22日に行われ、ユベントスがローマに1-0の勝利を収めた。ユーベは2試合を残してシーズン前半戦を首位で折り返すことを確定するとともに、イタリアにおける新記録も樹立している。

　ユーベは35分にFWマリオ・マンジュキッチが決勝点を奪い、1-0でローマを撃破。連勝を8に伸ばし、今季の成績は17試合で16勝1分けとなった。2位のナポリに8ポイント差をつけ、「冬の王者」と呼ばれる前半戦首位チームになることが確定した。

　スポーツのデータ分析を手がける『Opta』によれば、17試合で勝ち点49という成績はセリエA新記録。欧州5大リーグでは2012/13シーズンのバルセロナと昨季のマンチェスター・シティに並ぶタイ記録となっている。

　2012/13シーズンのバルサは前半戦19試合を18勝1分けで終えたあと、第20節で初黒星を喫した。昨季のシティは第20節まで19勝1分けだったが、第21節で2回目の引き分け、第23節で初めて敗れた。ユーベはあと4試合勝ち続ければ、21試合終了時点での5大リーグ新記録を達成することになる。

　また、ユーベは2018年に戦ったリーグ戦36試合で22回のクリーンシート（無失点試合）を達成したことになった。イタリア『ジャンルカ・ディ・マルツィオ.com』によれば、この数字はアトレティコ・マドリーを上回る「欧州記録」とのことだ。

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