メルボルン・ビクトリーの本田圭佑【写真:Getty Images】
22日に行われたオーストラリア・Aリーグ第9節の試合でメルボルン・シティとメルボルン・ビクトリーがダービーマッチを戦ったが、ビクトリーの本田圭佑はこの試合を欠場した。ケビン・マスカット監督が欠場の理由や今後の見通しについて語っている。
今季から加入したビクトリーで開幕から8試合全てにフル出場し、5ゴールを挙げるなどの活躍でチームをけん引していた本田。開幕戦でも対戦して敗れているシティとのダービーマッチに向けては「ビッグマッチは僕に任せて」と強い自信を見せていたが、試合直前に欠場が決まった。
本田を欠いたチームは後半に入って先制点を奪ったが、アディショナルタイムに追いつかれて1-1のドロー。連勝が6でストップし、首位浮上のチャンスを逃す結果となった。
マスカット監督は本田の欠場について、「今週ずっと練習していたが、昨日(金曜日)は出てこなかった。木曜日には少し疲れているように感じられた。彼と話をして、チーム内に残したが、それから外すことを決めた」と説明している。豪州『FOXスポーツ』などが伝えた。
「ハムストリングだけではない。彼の腰にも少々疲労が溜まっている」と指揮官は本田の状態について語りつつ、「それほど(欠場が)長くなるとは考えていない」という見通しも示した。
本田自身は、試合後に公式ツイッターでチームの戦いぶりを称えつつ、「できるだけ早く戻る」とコメントしている。ビクトリーの次節の試合は28日にホームで行われるウェリントン・フェニックス戦となる。
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